本日も鬱日記

鬱病ってのは、正に見えない敵との戦いだ。
エネミー・ゼロってことで、色んな意味で飯野賢治ぐらい強ければなとか思ったりもする。
なりたかないけど。

明日は病院。
とにかく医師に訊きたい事が山ほどある。

  • 薬物療法はどこまで効果的なのか?
  • 32条問題はどうなるのか?
  • 性格が鬱病にするというのか?
  • どうすれば家族にこの状態を理解して貰えるのか?

医師が困るであろう事を聞くことになるだろうけども、知ったことじゃない。

理屈ではSSRIセロトニンなどの再吸収を阻止するってのは分からなくも無いんだけど、それだってセロトニン分泌量の促進をするわけではない。
結局、症状として判明した末端部分の対処行為だし、その上で日に当たったり運動したりする必要はあるわけだ。
だからこそ長期に渡って薬を飲み続けないとならないわけだよね?
不安を抑える薬っていうけど、結局底知れぬ漠然とした不安は常にあるわけで、何より『鬱病だ』って事自体がその不安の一端なのだから、余計に性質が悪い。
それ以前に、不安が解消された感じなんて全くしないんだよ。
大体、抗うつ剤ってのは飲むと落ち着くと言うより『鬱が悪化したみたいに、ボーっとしてしまう』状態で、結局何も出来ないんだ。

元々薬に関して、あまり良いイメージを持っていないこともあるんだけど、おれは、西洋人みたいにちょっとした不調を薬でカバーするって発想が理解出来ないのだ。
その分、薬の耐性が無いから効き過ぎてるのかもしれないけども。
不眠解消のための睡眠導入剤とか睡眠薬も、あの効いて来た感じが大嫌い。
なんて言うか、本当に強制力が働いて、無理やりコントロールされる感じなんだよね。

ネット上のメンタルヘルス系の方々は、薬に依存してる方が非常に多いけど、あれって何でかよく分からない。
とは言っても、市販の鎮痛剤は偏頭痛のために常用しまくってるな。

もうなぁ、考えるほどに現行社会に鬱病の対処療法は最悪だとしか思えないんだよなぁ。
心の風邪』なんて、誰が納得するフレーズなわけ?
だから休ませろって言って、誰がそうさせるのさ?
会社も家族も、そんなんで納得なんかしてくれないって。
熱も無いし、ひどく咳き込むわけでもない。
社会現象として『ヒキコモリ』だとか『ニート』だとか出てきて、それと一緒だとされてしまう。
そして、これらの不安がさらに身動きを取れなくしてしまう。

よし、このテキストを書き出して、医師に問い質そう。
期待する答えなど無いが、何らかの切っ掛けは見つけ出したいとは思う。