作業を振り返る

今回作業をしてて思ったのは、ソフトシンセはあまりに多様性があり、特徴を掴んでいないとどれをどう使うか決定しにくいことに尽きる。
実に馬鹿げた話だとは思うが、大半の時間をソフトシンセの音チェックに使っていた。
ハード音源(と言うかPCMかな?)との絶対的な違いは、固定された元波形のイメージと言うのが、ほぼ皆無な事。
ぶっちゃけ、弄り倒せばある程度の音はどのシンセでも出てしまうわけで、後は目的の音を発音させたときのCPUパワーに違いがあるかどうかなのだ。
シンセ系の音なんて軽めのmda-vst.comのmdaJX10とかでも十分だし、後は各種VSTエフェクトでの加工でどうとでもなる。
またミックスに関しても、今回は決めうちで調整は殆ど行えなかった。
結果、どうも高域成分がかなり出てた用だ。ソフトシンセならではの事かもしれないが、EQ、フィルターは必須なのかも知れないなぁ。

それとこれも良く思うことなんだけど、メロディとか本当に必要なのか凄い悩む。
過去、発音数の少ない音源でのBGMは、メロディが歌うことによって音楽的なイメージを保たせているのが普通であったが、ではメロディが絶対必要かと問われると、案外そうでも無いBGMの方が印象に残ってたりするものだ。
アフターバーナーはメロが無いほうが大好きだ(笑)
あと映画音楽系も、和声やオーケストレーションが主だしねぇ。
でも、そんなこと言って、ギター音源でリフ作ってるとそれが主体になるのが、大体のパターン。(特に時間が無い時は)
ギターと言えば、細かいフィーリング的なニュアンスの表現まではいかないが、リフやコードワークに関してはかなりの表現が出来る事が分かった。
ま、これだってギタリスト一人居れば事足りる問題だったりもするわけだが、すぐ隣にギタリストが居ないんでね(笑)