去年から今年にかけてあったことのメモ
- 幾つかのアレンジCDに参加する機会があった
- 多数の作曲家の方と知り合う事が出来た
- その流れでRisque-FellowのCDを作ることになる
- 昔のゲームの曲がとある雑誌に収録された
- EGG MUSICのHallyさんに出会う
- EGG MUSICでのネットラジオのゲストに呼ばれた
- SquierのFSR Cyclone GYを買った(ギター)
- 葉山宏治さんとメル友になった(笑)
- Hallyさんのライブで、何故かギターを弾くことになる
- その流れで大阪の野外オールナイトイベントに出演することになる
- でも流石に、NYまでは行けない(笑)
そんな感じです。
かなり放置しまくってたけど、今後はこっちをメインにしようかと思う。
まぁ、思い出した時に、適当にと言う感じで。
決断の時
上の優先順位でも、いきなり目にしたPRS SE Customがいきなりトップに出ている。
そう、ムスタングの時もそうだったが、想像していた以上に現物を目の前にするとその美しさに心を奪われてしまうものだ。
だがしかし、当初の予定であった『5万円クラス』を超えてしまうのも確か。
ここはやはり、じっくり試奏させて貰おうと楽器店へ向かった。
試奏させて貰ったのは、以下の通り。
- Fender Japan JGS-75
- やはりジャガータイプは憧れのモデルの為。
- Fender Japan JAG-70
- これはショートスケール、ナローネックでもあるので、ムスタングの代理としても試奏させて貰った。
- PRS SE Custom
- 当然、大本命。しかしながら他のギターと弾き比べるのは当然と言うことで。
結論から言うと、もう断然PRS SE Customがぶっちぎりだった。
演奏性、コントロール部の配置全てに置いて、圧倒的とも言えるほどだった。
おれは、事前の調査時に「日本人は手が小さいので、ショートスケール、ナローネックの方が演奏性が良い」との意見を目にし、単純にそうだろうなぁと思っていた。
なにせ、自分は体格自体が女性よりも小さく、手も当然小さいのだから。
が、そんな意見はぶっ飛んだね。
確かに、ショートスケール、ナローネックのJAG-70は割としっくり来た。作りも決して悪くなかった。
が、PRS SE Customは、ネックに程よい厚みがあり、これがおそろしく演奏性に関わっていると体感した。
手が小さいと弾くのは無理っつーなら、8歳の子供がRacer Xを演奏してる動画はどうなるってなもんだ(w
正直ね、そのあまりの差に愕然としました。
正に百聞は一見にしかず。
脳内会議も満場一致でPRS SE Customと決定。
こうして、おれのセカンドギター=新ギターは、1万円の中国製ストラトモデルから格段にグレードアップした、韓国製ではありますが(SEシリーズは韓国生産らしい)7万弱のPRS SE Custom TR CherrySunburstとなったのです。
その後、まるで恋人自慢のように、人と会う機会や、お気に入りの店でニューギターを披露する馬鹿がここに。
しかし、やっぱ誰もが「お〜、綺麗なギターだね〜」と言うくらいに、おれのPRS SE Customは美人さん。
金額を聞いてて、眉間に皺を寄せてたカミさんですら、その美しさに驚いていた程だ。
調べてみると、ネックの幅をは通常のストラトと同じ42mm。
決して太いわけでもないが、細くも無い。
指板面は限りなくフラット寄り。
ペグがStandardと違ってロックペグじゃないので、最初の頃はチューニングが安定しなかったけど、ストラトモデルと同じで弾きまくってたら、徐々にチューニングは安定してきた。
しかし、初めての2ハムギターで、PRS SE Customのピックアップはそれほど高出力じゃないと聞いていたけど、ストラトモデルに比べれば全然高出力です。
SDI-1(ディストーションエフェクトペダル)なんて必要無くて、MTE-1(TUBULATOR)でドライブさせるだけで十分な歪みが出る。
逆に、ストラトのボリュームを絞ってのアコースティック感のある響きはPRSじゃ出せない。
どちらも、おれに取っては大事なギターであることに変わりはない。
と、言うことで、それほどお気に入りならば、是非名前を付けてあげてくれと言われて命名。
ドウター、愛娘の意。
おれはこのギターと共に始まり成長し、知識を得ていった。
親はいきなり完全な親になるわけではなく、子を成して初めて親となる。
そう言う意味でも、このストラトモデルはおれに取って最愛の娘である。
1万円の安価モデルに対して、これほど手をかけるのもその為だ。
- PRS SE Custom TR Cherry Sunburst
- Emeraldas
エメラルダス。
松本零士ファンであるおれは、このギターを観て直感的にそう思った。
エメラルダスのカラーは赤なんだけど、これは松本零士氏が「エメラルドは赤い宝石である」と勘違いしていた事にあるらしい。
美しく気高いその姿は、正に宇宙を彷徨うクイーン・エメラルダス号の女海賊エメラルダスを彷彿させる。
ゼブラカラーのハムバッカーをカバードに変更し、髑髏マークを入れる日もそう遠くは無いだろう(w
もし、再び会うことが出来たなら
それは必然であり運命だ。
そう思って行こうと思う。
何の話しか、わかるね?(w
とか言いながら、悶え、悩み続けるおれ。
条件付とは言え財務省兼国防総省(つまり奥様)からの裁定が下りたと言うのに、それはそれでまた別の悩みが…。
なんか、ジャンケン一発勝負的な感じなんだよね、コイントスとは違って。
やはり三つ巴はドラマティック…とか言ってる場合じゃないんだけども(w
取り合えず、候補を書き出して、優先順位を決めようと思った。
- PRS SE Custom
- Fender Japan JGS-75
- Fender Japan MG69-65
- YAMAHA AES-620
- Squier by Fender Cyclone
- Squier by Fender M-80 SPECIAL
あ〜、嬉しい悩みであるのは確かだけど、いざ目の前に突きつけられると、如何に自分が小市民化が分かると言うものだ(w
だっておれのストラトモデル、諸々で手はかかっているとは言え、元値は1万だよ?
ちなみに、この中ではYAMAHAのAES-620だけ現物を見ていない。
困ってるなら「必要なもの」と「欲しいもの」を分けて考えてみたらどうか?
と友人からアドバイスを貰ったりもしたのだが、その分け方は出来ないのだ。
何故なら、どれも必要かと問われれば「否(既にギターがある)」となり、理由(理屈・言い訳)を付ければ必要となってしまう。
そして、どれも欲しいものなのです!
と言うか、ぶっちゃけると、おれには分不相応なんじゃないかってビビってるんですわ(w
小心者だよね〜、ホント。
新ギター候補
次に買うとしたら、もう徹底的に安いか、そうでもなければせめて5万円クラスのギターを考えている。 まぁ、それでもおれは今使っている激安おれストラトモデルを愛しているのだが(w
候補ギター
YAMAHA
- AES-620
どうも投売りされ始めているようで、そろそろ生産中止の匂いがする。
海外では絶賛されたようだが、日本人は本当に保守的だからなぁ。
などと、結局ストラトモデルを買ったおれが言う。
Squire by Fender
- Cyclone
FenderMexicoのCycloneは若干高めだけど、こちらは減価版、低価格版と言ったところで、3万円台。 色が黒と青しかないのが欠点。
- Jagmaster
2ハムJaguarにシンクロトレモロを付けた感じのタイプ。
これの日本仕様版が2点支持トレモロで良いんだけど、真っ赤なボディに黒ピックアップ&ガードってのが、どうにもダサく感じる。
こいつもSquier製と言うことで、3万円台。
- M-80
Fenderのシニア・マスタービルダーTodd Krauseがデザインしたモデル。
セットネック、2ハム、ストップテールピース、3対3ペグと言うFenderっぽくないギター。
だがそれがいい。
M-80 SPECIALって言うボルトオンネックの減価版は3万円台。
PRS
- SE EG SSH
PRSキターって感じの、SSHのピックガード付きタイプ。
マホガニーボディで、安いところは5万切る感じ。これは狙い目か?
でもストラトモデル使わなくなりそうw
- SE Standard
こちらはフラットトップのPRSタイプ。
同じくマホガニーボディで、5万超える程度。
これのCustomタイプは6万超えだけど、木目が綺麗なフレイムメイプルトップ。うーん、欲しいぜ。
FenderJapan
- JGS-75(78)
2ハムストップテールピースタイプのJaguar。
Jaguar使いが既に知り合いにいらっしゃるので、Jaguarは避けたい(ギター弾きなら分かるでしょ?w)のだけど、やっぱJaguarは憧れだし、なら異端児モデルのこいつでどうか? みたいな(w
でも、Fender系はどこもほぼ同じ値段、値引率なんだよねぇ。やっぱ何らかの規約、規制があるのだろうか?
- JAG-70
ご存知、カート・コバーンシグネチャーモデル。
前にも言ったけど、おれの頭で考える理想のギター仕様に限りなく近いんで、当初から気になっていたが、この度生産終了が決定したそうです(w
カート崇拝者じゃないけど、でもこのギターは好きだなぁ。
- MG69-65
ムスタングは実際に目にしてあまりの可愛さに惚れたギター。超可愛い。超欲しい。
FenderMexico
- Cyclone HH
2ハム仕様のCyclone。こいつは売れないのか(Fender系だからねぇ)安く税込で5万円台で買える。
後からフロントをシングルに換えてとか、今持ってるストラトモデルと絶対的な違いを求めるならこれか?
- Cyclone
そして1S1Hの、通常Cyclone。
特価で6万円台と言うところで、グラフティイエローのボディがイカスってのが凄いと思う。(他のギターだとすげーダサく感じる)
やっぱCycloneは良いなぁ。
このクラスになると、まだまだ色んなモデルがあるんだけど、個人的に気になっているのはこいつら。 そして、何故か全てが『生産終了の匂い』がするんだよなぁ(w
トレモロアッセンブリー交換で、完全おれ仕様に!
ってことで、注文したFenderJapan製の型番272カレントタイプ・トレモロアッセンブリーが届きました。
これで購入していたスティール製トレモロブロックと、スティール製トレモロアームも使えるというものです。
実に一月半の間、ノントレモロで弾いてましたが、やはりストラトモデルはアームがあってこそでしょう!
ってな感じで早速取り付け&メンテナンスに入りましたが…。
「プレート用のネジ穴ピッチが違う…orz」
考えたら分かりそうなものです。
以前に頼んだトレモロブロックもネジ穴が違ったので使えなかったのだから。
しかし、ゴトー製のローラーサドルブリッジとかのピッチと同じであるとかで安心しきっていたが為の痛恨のミス!
つまり、ゴトー製のトレモロブリッジはミリサイズで表記されているがインチ仕様(海外製用)ってことですね!
だが! だが止まらない! 止まるわけには行かない!
もう注文して金払って使えないパーツが増えるのは嫌だ!(w
ってことで、ネジ穴塞いで、新しいネジ穴を開けて、ダイキャスト製のトレモロブロックをスティール製ブロックに替えて、サドルも以前のストラトについてた溝付タイプを取り付けて(サドル幅が0.3mm違う)、弦を張ってスプリングを2本にして、フローティングさせて、オクターブピッチもほぼ完璧に合わせて、弦高も低めにして…。
すげー時間をかけて、完成しましたおれストラトモデル(w
既に中国製ストラトモデルではありません。日本製のトレモロブリッジを強引に載せてます(w
摩擦部分にはこれでもかってくらいに、万能油を注しまくり。
思いのほか、サウンドもご機嫌になり、チューニングも凄い安定してます。
完璧です!
うちのストラトモデルの調査と対策
おれのストラトモデルのブリッジサドルのピッチは10.5mmと言う、現行品では「アジア圏生産品」しか使用していないタイプのもの。
ブリッジプレートは、6点支持のヴィンテージタイプで、ビスピッチは11.2mm。
けど、サドルはブロックサドルで溝付きで、ここはちょっと現代風?
で、このブリッジプレートの弦穴とネジ穴があうトレモロブロックってのが売ってるのかが分からない…って言うか見つからない。
手っ取り早いのは、FenderJapan製や他の現行品のトレモロアッセンブリーに交換することだ。
他の部分で調べた所としては、ナット幅は42mm弱ってところで、FenderJapanの主流モデルや、SquierのStandard系と同じ感じ。
アメストなんかの43mm幅とは違う。
FenderUSAのLSR ROLLER NUT(42mm×4mm)や、カタログ外製品のALLPARTS ROLLER NUT 1-5/8"(41.5mm×5mm)のローラーナットが載せられそうだ。
ピックガードは57年タイプ8点止め、62年タイプ11点止め、以降の現行11点止めとあるようだが、うちのストラトモデルは現行11点止めタイプ。
現行11点止めは、ネジ穴の場所から57年仕様の8点止めも使えたそうだ。
逆のネジ穴の数は同じでも1箇所思い切り違う場所なので、62年仕様は避けるべし。
こう言うのは、ちゃんと歴史も調べないとだね。
べっ甲柄とか、パール柄のピックガードに変えたいけど、ハードウェア全交換しないとだし(ストラトは電装系がピックガードに付けられている)、面倒だなぁ(w
グレードアップ計画としては、トレモロブリッジの交換によるアームの復活が、最優先。
で、予算に合わせて、チューニング関連部品の交換と言ったところか。
弦が摩擦する部分として気になるのは、ストリングガイド、ナット部で、ここのローラー化は気になっている。
ストリングガイドは、GOTHO製マシンヘッドのテンション調整タイプに変える事でも良いし、ナットに関してもそれほど厳密に気にしているわけじゃない。
ローラーサドルはそれほどでも無くなってきて、むしろトレモロプレートを止めるビスを換える事で事足りるのではないかと思っている。(トレモロブリッジ調整を理解していると言う前提で)