笑劇・旦那改造計画ビフォーアフター

さて、髭も剃り髪も切り、勢いでコンタクトまで導入したおれは、やはり歳の所為か、物凄いまばらに白髪が目立って居ます。
まぁ、これは長髪時の頃からだったので当然予想していたのですが、短くなると白髪って跳ねたりして余計に目立つんですよね。
おれはどうもストレスから急激に白髪が増えた様で、会社員時代に同僚が驚くくらいのスピードで増えました。
チ、どうせ白髪になるなら髪の毛半分そうなるとかならネタにもなるんだが(ぉぃ

で、当然金髪化を考えていたおれは、ハイブリーチ剤をすぐさまマツキヨで購入。
カンフーマスターを諦めたとは言え、ロック魂までは消せないぜ!
その日は子供の日で、妻と娘はバーバと一緒に楽しくお出かけ中。
『やっるなっら、いっましっかねぇ〜』
 とばかりに、即ブリーチ開始!
しかーし、本当にこれハイブリーチ剤かよ! ってなくらいに効果が一向に現れません。
既に通常の倍の時間と回数を染み込ませてますが、黒いまま。
そう、おれの髪質は太く、そして硬いのです。
メーテルと言われた時代のブリーチも、「おれに任せろ!」ってな素晴らしい仲間が手伝ってくれて出来た金髪でした。
最終手段として、ブリーチをした髪をサランラップでぐるぐる巻きにし、ドライヤーで熱することをまで試みましたが、やはり一人でやるにはちと難しい作業です。
結果、ハイブリーチ剤を長時間、ラップドライヤーと言う裏技を使ったにも関わらず軽い茶髪止まり。
が、戻ってきたカミさんには好評で、それはそれで良かったかな?
娘は変身したニューパパであるとか、全く関係なく甘えてくるが、それはそれでパパは凄く嬉しいぞ、愛してるぞ娘よ!(w

で、翌日は、おれが病気になって以来、実に数年ぶりの家族みんな揃っての外出で、娘は大ハシャギ。 カミさんも「その姿なら一緒に歩いても良し」と言いながらもうれしそうでした。
ちなみに、カミさんは萌え占いでは『ツンデレ』でした(w
小物をみたり、近所に見つけたキッズパークで娘が大ハシャギしたころ、何気なくサングラスコーナーで足を止めるおれ。
実は、おれは若干弱視と言うか、太陽光に非常に弱いのです。
使い捨てとはいえコンタクトなら、サングラスでも買うかなと思い、幾つかをかけてカミさんに見せるが、微妙な反応。
まぁ、選んだのがマトリックス風のだったからなんだけど、どうやらカミさんはこの手の瞳が全て隠れるタイプはお気に召さないご様子。
そこでカミさんに選んでもらうと、今度は貴方、シェード型と言うかイエローだパープルだのカラーグラデ系で、これはおれが嫌だ!(w
良いからかけろと言うカミさんの絶対指令には逆らえず、かけてみる。カミさん超ご機嫌。
「似合う〜それにしなよ〜」
 そこで、おれは「おすぎとピーコの物真似」を披露してみせた。
「あ〜、パパが嫌だって言うのわかった気がする」
 よし! 危険は回避!(w
そこで、幾つか試してみたんだけど、おれは顔が長いのか、鼻と瞳の大きさや位置の問題なのか、いわゆる一般的なサングラスだと、上目遣い風に目がはみ出ちゃう。
そこで最終的に選んだのは、若干マトリックス風ではあるが、目を広範囲でカバーしてくれて、反射しない色が濃い目のタイプ。
「うん、色は濃いけど、これなら瞳も見えるし怖い感じしないから良いんじゃない?」
 とカミさんにも好評。
で、実は当初からサングラス購入は考えていて、壊れていたカミさんお気に入りのサングラスも持って来るように伝えていたのです。
「このサングラスも止めネジが外れちゃった見たいなんで見てくれます?」
 と店員にあくまでさりげなく伝え、そして購入するサングラスも渡す。
これでカミさんのサングラスをロハで修理作戦も成功。
カミさんも超ご機嫌(w
娘は何もせんと超ご機嫌。君は一体どこからそんなにパワーが出てくるのだ?

そんな感じで、笑劇・カミさんによる旦那改造計画ビフォーアフターは、カミさんの絶対指令を出来るだけ回避しつつ、かつ独自の目的を果たそうにも失敗したりと色々ありましたが、とりあえずの幕を閉じます。
ご清聴、ありがとうございました!(w

使い捨てコンタクト

髪を切れという奥様の指令により、泣く泣く断髪するはめになったおれは、前々から眼鏡の度数が合わず(おそらく近視が進行している)偏頭痛に悩んでいたので眼鏡の新調をとも考えてみた。
で、さらっと近所のメガネスーパーに寄ったんだけど「眼鏡高ぇ!!」ってな感じで平均2万5千円前後(税込だと2万7千円オーバー)。
紳士的な態度の店員は好感度が高い接客だが、明らかに予算オーバー。
「お客様の今のメガネのレンズの度数をお調べしても宜しいですか?」
 どうぞどうぞ。当然眼鏡を外した直後の「メガネ、メガネ(やすし師匠)」ネタは欠かしませんが、紳士な対応をモットーのはずの店員は軽くスルー。小さな殺意を覚える。
「お客様の現在のレンズの度数と同じものなら、展示価格のみで販売が可能です」
 アホか! 今のメガネの度数が合わないんじゃねーかと思ってっから新調考えてるって行ってんだよ、この似非紳士店員!
軽くスルーされたことによる怒りもプラスして早々店を出る。

ってことで、髪を切るカット屋へ向かう。
GWも子供の日とあってか、割りと空いているが待ち時間は30分前後。まぁこの手のカットは早い人も居れば遅い人も居るので、この手の待ち時間は当てにならない。
受付登録を済ませ、予想時刻前に戻る事を伝えブラブラしてると、そこでチラシを配る美少女(オジサンから見れば皆美少女だ)からエースコンタクトと言うチェーン店(?)のチラシを手渡される。
コンタクトかぁ、昔ソフトコンタクトを使っていたときは、近視の人間にしかわかるまいが、裸眼で全視界クリアーと言う夢のような世界だった。
ってことで、髪を切ったら即行そこへ向かうことを決意してカット屋へ戻るのでした。

さて、カットも終わり髪も短くなったおれはチラシの場所へ向かいしました。
途中、チラシを配ってた美少女(オジサンからry)にも笑顔で挨拶を忘れません。
そして、そこには受付前に「初めての方、既に利用してる方、交換の方」と言う受付札があり、それを取って受付へ向かうもよう。
使ってたのはもう数年前で紛失してしまっているし、ここは初めてと言うことにしようと受付へ。
今回、特に使い捨てコンタクトについて相談をしたいとの旨を伝える。
やたらと低姿勢な若い男性店員のアンケートに答え、そのまま提携眼科へ(だからここに来たってのもある)。

眼科受付で待っていると、すっげーギャルちっくな姉ちゃんがおれの応対をすることに。
つーか、最近の機器ってすげーな、なんかただレンズの向うに移る風景を見てて下さいって言われて、み続けてたら、自動的に見える範囲に収まってテスト終了。
その後、光に当てられて上を向いてください、下を向いて下さい見たいな指示をされるだけで、最初のテスト終了。

そして視力検査、これも基本的には変わらずとも、機械化が進んでいた。
頭の位置を合わせて、現在のメガネでの視力、裸眼の視力を測定。
メガネでの視力が右:0.8、左0・3のガチャ目状態。そりゃ疲れもするわなぁ…。
そして裸眼視力検査になるのですが、当然やすし師匠のネタ「メガネ、メガネ…」をやりますが、このギャル姉ちゃんは爆笑で、気分がとてもよくなる。
が右:0.08、左:0.06と正確な数値を聞いてすぐに割りと凹む。
しかも気にする程度では無いにしても、右目に若干の乱視が出ているとこの事。
そ、そこまで視力落ちてたのか…。

その後、先生の簡単な(また光を当てて上下運動、あと目の奥の反応なんかを見てたっぽい)で、コンタクトをするのには問題ないとのこと。
そして、視力強制レンズで、大よそ両目で1.2まで見える範囲を調べ、テストレンズを装着に。
なんだけど、ここでギャル姉ちゃんから衝撃の事実を伝えられる。
「高見さんの眼球は、普通の人よりも若干大きいんです。ですから、コンタクトのカーブが合うのが限られてしまいます」
 なーにー!? そんなこと前は言われた事ねーぞー?
「使い捨てコンタクトの場合、平均的なカーブで作られるので、大きな目の人のは限られちゃうんですよね」

ってことで、特定メーカーのテストレンズを…つーか、でけぇ! ソフトコンタクトってこんなにでかかったっけ?
もう数年前の装着経験だったためか、右目の装着に超手惑い、ギャル姉ちゃんに「大丈夫ですか?」と心配される。
なんとか右目を装着後、左目は一発装着。
「いや〜、あまりブランクがあったからか、付け方忘れてました〜」
「あはは、それに薄いから余計に面倒だって言う人も居ますしね」
 カット屋の森田さんに比べ、このギャル姉ちゃんメチャメチャ男受けしそうだ。
まぁそれはそれとして、診察料と、一応使い捨てコンタクト1セットの購入を決め、精算をする。

売店側の受付に戻ると、やたらと低姿勢な男性店員に、気持ち悪いくらいの丁寧な応対を受け、手持ちのメガネも外したままだったので、適当に袋に入れてくださいって行ったら、慌ててこの方、プチプチとりだしてメガネをくるんでまでくれました。
チ、メガネケースを只で貰う作戦は失敗(これはウソです)
いやー、やっぱ裸眼と同じ状態で視界が開けるってのは、コンタクトならでは。
やっぱ良いですね。
こうして、カミさんの笑劇・旦那改造計画ビフォーアフターは徐々に完成を待つばかりとなっていくのでした。

カット屋さんで断髪

ってことで、断髪してきました。
今後出会う人は、おれの人生の大半が長髪時代だと信じられないことでしょう。
カット屋はGWと言うこともあり、そこそこの空き。
途中待ち時間があったので外へ出たが、そこでちょっとした出来事があったが、それはまた後で。

やがて名前を呼ばれ、あの電気椅子(おれ的イメージ)に座らされる。
担当は森田さんと言うストレートのセミロングのおとなしめの女性の方だ。
「えーバッサリと行きたいのですが、正直どうってのがよくわかってません。ボブカット? みたいな感じでどうかなって感じですがどう思います?」
「…えー、そうですね。それだと襟足とか結構短くなっちゃいますけど、良いんですか?」
「構いません、バッサリ行っちゃってください」
 偉い長髪のおじさんが、いきなりバッサリと、しかもボブカットとか言ってるので、このお嬢さんかなーり引いてるご様子。
これではヘタに遠慮されて、物凄い髪型にされかねません。
そこで、おれの巧みな話術テクニックで、カットの理容師さんをリラックスさせるモード発動。
「いや〜、ずーっと伸ばしてたんですけど、流石にカミさんにいい加減切って来いと言われまして…正直どんな髪型にしたら良いかなんてわかんないんですよ」
「あー、そーですかー」

ふん、まぁそんな反応だろうと予想してたので動揺などしない。
「ぶっちゃけですね、ボブカットってのだって、何となく聞いたことある髪形ってだけなんで、理容師さん…森田さんで良いですか? が思う通りに切っちゃってくれて構わないんですよ」
「え? そうですか? …んーそうですねー、長いとその重みで真っ直ぐになってますから今は分からないですけど、短くすると浮いたり跳ねちゃったり、それまで気付かないクセとかあるから結構イメージ通りの髪型にはならないことが多いですからねぇ」
「あー、そういうのあるでしょうね。おれは特にイメージとかないんで。って言うか、カミさんからのリクエストが『恰好良く切って来い』ですから、どんなんが恰好良いかなんて、そんなの分かってたら伸ばしてませんから!」
「あはは、そうですねぇ。でも奥さんに愛されてますねぇ」
「今までの会話のどこからそんなセリフが出てきますか?」
 完璧です。
あの大人しかった理容師さん、既に我が術中にありです。
「あと、昔から言われるのが、とくかく髪が多い、太いってことなんで、短くし過ぎるとピンピン跳ねちゃうんですよね」
「あー、そうかもしれませんね。でも男性の方もやっぱり一度はここまで伸ばして見たいって思うものですか?」
 ここで例のトラウマ話。
「あー、それは大変でしたねぇ」
「はい、それから母親をしばらく信用出来ませんでしたから」
「そんなことがあったら、あたしもそうかも知れませんねー。こうして理容師してないかもw」
 OK、警戒心はとりあえず無くなった模様、ではここで彼女に試練を。
「ここまで長い客がバッサリ切ってくれってのは、結構ありますか?」
「んー、そうですね。無くは無いですけど、でも長い人はやっぱり揃える程度が多いですかね」
「では、おれのような客は珍しいと?」
「そうですね」
「では、森田さんにお願いがあります」
「はい、なんでしょう?」
「もうこれは実験だと思って、好きに切っちゃってください」
「え…と、好きにと言われましても」
「条件は短く纏まってることですが、おれは細かい指定が出来ません。カミさんのリクエストは抽象的過ぎます。ここはプロの方に任せる方が得策かとおれは判断したまでです。ですから、カットモデルとかの実験だと思って、この髪質でどう出来るか実験してみて下さい」

ここで、森田さん、すごーく考えるような目で、おれの髪を梳きながら…。
「じゃ、ちょっとボブとは違う形になりますけど、出来る範囲でやってみますね」
 ミッション終了。
後は世間話で任せっきりにすれば良い。プロを信用せずして髪を切りにくるおれではない。
お願いだから耳は切らないでね(w

そして、おそらくこのカット屋での一人の平均カット時間を遥かにオーバーして終了。
最後にも森田さんは忠告してくれました。
「長髪の時の重みのクセで、根元が寝てますので、おそらくしばらくは浮いたり跳ねたりすると思います。でもそれも徐々におさまってくると思いますし、トップ、フロント、サイドは長めに残してあるので次回切るときも自由度はかなりあると思います」
「その時は、森田さんをまた指名しても良いですか?」
「あはは、良いですよ。ただ居ないときもあるので、居るかどうか携帯から調べられますからチェックしてくださいね」

どうよ、この最初と最後の対応の差(w
頭も軽く、気分も軽く、でも本当はメーテルと別れた時に似た悲しみを感じながらカット屋を後にしたおれでした。

おれが行っていた中学は、男子は坊主にするのが当たり前的な学校で、疑問に思って担任、教頭、校長に「理由がわかりません、説明してください」と訴えた少年でした。
答えは「みんなもそうだからだ」とか「不良になる(なにそれ)」的な意味不明なもので、ロック魂を持つおれは長髪のままでした。

みんなもそうだからってのは、そこが軍隊や絶対主義であるならば確かにそうなのかも知れないが、てめぇの学校は「学生主導の自由な校風」とか抜かしてんじゃねーか! とか、不良ってのは一体なんだ、成績が良ければ優等生か? ならそうして見せようじゃねーか的な感じで、ついたあだ名が「本校始まって以来の問題児」でした。

でもね、正直言うとね? その昔母親に髪の毛を切ってもらってたんですね。
おれは子供の頃から爪でも髪でも、身体の一部分を切られると言う行為が凄く嫌いで、床屋に行くのを拒んでいたからなんですが。
で、ですね。耳元の髪の毛を切るときに、やっぱ不安じゃないですか、耳元で挟みの音がする、耳ごと切られるんじゃないかってやっぱ怖いわけですよ。
で、おれは母親に言いました。
「絶対に耳を切らないでくれよ」
 母親は笑いながら答えます。
「馬鹿だねぇ、誰が可愛い息子の耳を切るもんかい」
 そう言って耳元の髪の毛を切った瞬間、耳に激痛が走り、肩口にかけていたタオルが赤く染まって行きました。
ぶっちゃけ、これトラウマですわ。
切らないでねと訴えて、安心させた直後の惨劇ですよ。
もうね、耳元に聞こえる挟みの音は恐怖の象徴です。

そう言うこともあり、おれはこれまでの人生で短髪になったことはそう多くありません。
今までに出会った方々も様々な長髪の状態で出会ったことでしょう。
中には、腰まで伸ばして金髪だったメーテル状態のおれを知っている人も居るでしょう。
そんなおれにカミさんはまた言いました。
「パパの長髪ウザイ。猫っ毛のあたしにゃ憎むべき対象なんだよね。さっさと切ってきて」
「…なら、いっそバリカンとかで一気に坊主にしたいかな、ほらスキンヘッド? ちょっと恰好良くない?」
「そんなことしたら、即行別れるから」
orz…。
さらば青春の幻影。さらばメーテル。さらばわが青春の長髪人生よ! 最後の抵抗として、一緒にハイブリーチ剤買って、金髪にはしようと思ってます(ぉぃ

おれは思春期時代に下半身は割りと毛深いのに(裏の名はデビルマン)上半身は割りとそうでもなくて、まぁ当時の男子としては割りと気にしていたのです。
しかもね、その頃単身赴任してた親父に再会したら、なんと貴方、まるで仙人みたいな髭を蓄えていらっしゃるではありませんか!
それがねぇ、超恰好良かったの、子供心に。
なんていうかほら、ジャッキー・チェンとかで出てくるカンフーマスターみたいな?
当時は男の子なら、みんなジャッキー映画大好きだから。

で、おれはその息子だ。なら絶対にあんな仙人みたいな立派な髭が生えてくるに違いない! そう信じていたんだ!
けどね?
成人過ぎても、髭剃りなんて手にする必要が無いくらいに、もう生えてくる気配さえ無し!
これはいかん!
おれにはカンフーマスター足る資格が無いと言うのか神よ!?

ってことでね、20代の頃から必要も無いのに、必死で産毛を剃り続けましたよ、えぇ。
全てはカンフーマスターの為に!
そして、20代後半になった辺りに貴方、まばらではありますが髭が!
そう、待望の髭が生え始めて来たのです!
ついに来た! ついにこれからカンフーマスターへの道が開かれたのです!
思えば長い道のりでした…。
だが、まだまだらです! ここで気を抜くわけには行かない。
既に結婚もし、子供も生まれ、社会人になっていましたが、まばらな無精髭をある程度伸ばし、そしてそれを一気に剃ると言う行為を数年繰り返しました。
会社では何も言われなかったのか? と言う疑問もあるでしょうが、ぶっちゃけ仕事がハードでそう言うことを問題にするような会社ではありませんでした(w

そして齢30にして、とうとう親父様ほどでは無いにしてもそれなりにしっかりと口髭、顎鬚が認識出来るように生えてきたのです!
やった、とうとうやった!
しかも、病気により会社を退社したおれは、今やあの頃の親父様の髭を目標に伸ばしても何も問題は無いのです。
徐々に育ってくる髭。
ある意味、今までの人生の半分を使った願いが適ったとも言える、そんな感動を感じていたこのおれにです。
カミさんは一言言いました。
「パパ髭似合わない。ってかあたし髭嫌いだし、剃って」
orz…。
さらば青春の幻影、さらばカンフーマスター、さらば我が青春のカンフーマスター達よ!

最近のストラトモデル

アームが折れました。
折れると言うか、曲がって戻そうとしたらネジ巻きの部分で捻じ切れて取れちゃったというか。
アームテンションスプリングを買って付けてから、しばらくしてのことでした。
もうちょっとしっかりと嵌める必要があったのかもしれないけど、折れちゃったのは仕方がないので、パーツを注文した…のだけど、ここで大失敗。
FenderJapanのミリサイズのスティートレモロブロックとステンレスアームを買っちゃったんだけど、ビス穴合いません。
しかも、調べてみたら、おれのストラトモデルのサドルピッチは10.5mmって、現行では「アジア生産品」でしか使われて無いタイプだそうで。
ってことで、現在ノントレモロ状態のまま使用中。

アルミホイル簡易シールド

で、上記の交換作業中に、ついでだと思って、アルミホイルでピックガード裏と、キャビティ内をシールドしてみようと思いました。
家のストラトモデルは、ザグリがHSH用になっていて、すっげー雑に導電塗料らしきものが塗られている…ってか、これ塗ってるって言わないって感じですが(w
ピックガード裏はスイッチやポット部はアルミ板らしきものが付いているので、それ以外の部分(特にピックアップ周り)にアルミホイルをアロンアルファのゼリー状貼り付けました。
次に、ピックアップキャビティ、コントロールキャビティ内に、大きめに取ったアルミホイルをクシャクシャにして、隅っこを破らないように注意して詰めながら被いました。
勢いに乗って、ジャック部分も取り外してアルミホイルを敷き詰めたんですが、これはジャックを挿すとアルミに触れてしまって音が出なくなったので止めた方が良いです(w
また、コントロールキャビティ内のスイッチ部がアルミに触れてしまうのか、ピックアップセレクター部のビックガードのネジを締めこむと、センターピックアップの音が消えると言う現象が。
これは、当座の所緩めると音が出るので、現在はそのままですが、コントロールキャビティ内は絶縁体を挟むか、アルミホイルを取っ払った方が良いかも知れません。

全てのピックアップが鳴る事を確認して、それではノイズがどれだけ減ったのか調べてみましょう…と言っても、オシロスコープがあるわけでもなく、とりあえず耳での確認を・・・。
って、これ凄いぞ? おれのストラトモデルはハーフトーン時に逆コイルでのハムキャンセルになってるのですが、シングル時もそれと同じくらいまでノイズがありません!
で、PCのAUX-inのdBメーターで確認してみたところ、ハーフトーン時に大よそ-50dB前後なんですが、シングルピックアップも正に同程度までノイズが減っています!
手持ちのエフェクター類で、ゲインやハイを上げまくったりすれば、確かに高周波部分のノイズは出てきますが、それはハーフトーン時も出るもので、通常時のノイズは完璧にシャットアウトしてると言えるでしょう。
こいつは、予想以上の効果だ。
ストラト系をお持ちの方。アルミホイルをピックガード裏と、ピックアップキャビティに敷き詰めるだけで、ノイズはかなり撃退出来ますよ! お薦めです。

購入計画は実に楽しい

手持ちの機材拡張を考えるのは実に楽しい。
シンセの頃もそうだったけど、これを買ったらこれが出来るとか、そう言うのが凄く好きだ。
おれは特に、買う前に命一杯吟味しシミュレートするタイプなので、まぁ大体に置いては失敗した買い物というものは無いほうだ。
例え失敗しても割り切って使うことも出来る…が、何事にも例外はあるものだ(w
ただ、シンセ系は既にハードからソフトへと時代はシフトしてしまっている。
もともとプレミア機材の実機に憧れる方ではなく、らしい音が出せればそれで良いとする自分には、ソフト音源の方が良いし、何よりフリーで幾らでもある。
サンプラーにしたって、当時のハード音源を凌駕する性能とサンプル…考えてみれば物凄い時代だ。

そんなおれが、まさかギター関連機材をじっくり吟味するようになるとは、去年には思ってもみなかったことだ。
最初の購入時は、とにかくギター本体よりも、PCなどに取り込む際のマルチエフェクターかアンプシミュレーターが重要で、好きなアーティストが使用していると言われていたmagicstomp.com - このウェブサイトは販売用です! -&nbspmagicstomp リソースおよび情報を買った。
こいつは、PCが無いとろくに使えないと言う代物だったが、その分自分のスタイルには合っていた。
が、どうにも上手く活用出来ないことと、直ぐに投売りされ始め生産終了となったことで、「こいつは失敗だったかなぁ」と思っていた。
その後、ある程度ギターが弾けるようになってきたのと、その頃に一番気に入った音を出せそうなエフェクトペダルを吟味し、ArionのMTE-1(TUBULATOR)を買ってみた。
これはもう大正解で、ギターを弾くのが楽しくて仕方が無いくらいに気に入った音を出してくれた。
そして今。
いわゆるギターアンプ、もしくはプリアンプが欲しいと思っている。

条件は

  • MagicStomp並みかそれ以上のギターアンプらしい音。
  • エフェクトループ端子が付いてる事。
  • 出来れば録音用のライン端子が付いてる事。

である。

で、現時点での最有力候補はhttp://www.tech21nyc.com/tm60.htmlです。
これは上記の条件を完全にクリアーしている。
より小型のhttp://www.tech21nyc.com/tm30.htmlですら、条件をクリアーしているので、こちらでも良いのですが。
TECH 21 NYCは、SansAmpと言う有名なアナログのギターアンプシミュレーターを制作してるところで、TRADEMARKシリーズのプリアンプ部もそれ相当と言うことで文句無しです。
そして、何故にエフェクトループに拘るかと言うと、手持ちのMagicStompを活用したいからです。
MagicStompはYAMAHAの定評のある空間系エフェクトが搭載されているので、使わない手はないでしょう。
録音用の端子に関しては、自分がPC録音主体だからと言うのがあります。
プリアンプなら、http://www.tech21nyc.com/psa_1_1.htmlが注目です。
プリセットにはギターヒーローサウンドがそのまま入っているらしく、うーん、使える。実に素晴らしい仕様だとは思いませんか?(w