笑劇・旦那改造計画ビフォーアフター

さて、髭も剃り髪も切り、勢いでコンタクトまで導入したおれは、やはり歳の所為か、物凄いまばらに白髪が目立って居ます。
まぁ、これは長髪時の頃からだったので当然予想していたのですが、短くなると白髪って跳ねたりして余計に目立つんですよね。
おれはどうもストレスから急激に白髪が増えた様で、会社員時代に同僚が驚くくらいのスピードで増えました。
チ、どうせ白髪になるなら髪の毛半分そうなるとかならネタにもなるんだが(ぉぃ

で、当然金髪化を考えていたおれは、ハイブリーチ剤をすぐさまマツキヨで購入。
カンフーマスターを諦めたとは言え、ロック魂までは消せないぜ!
その日は子供の日で、妻と娘はバーバと一緒に楽しくお出かけ中。
『やっるなっら、いっましっかねぇ〜』
 とばかりに、即ブリーチ開始!
しかーし、本当にこれハイブリーチ剤かよ! ってなくらいに効果が一向に現れません。
既に通常の倍の時間と回数を染み込ませてますが、黒いまま。
そう、おれの髪質は太く、そして硬いのです。
メーテルと言われた時代のブリーチも、「おれに任せろ!」ってな素晴らしい仲間が手伝ってくれて出来た金髪でした。
最終手段として、ブリーチをした髪をサランラップでぐるぐる巻きにし、ドライヤーで熱することをまで試みましたが、やはり一人でやるにはちと難しい作業です。
結果、ハイブリーチ剤を長時間、ラップドライヤーと言う裏技を使ったにも関わらず軽い茶髪止まり。
が、戻ってきたカミさんには好評で、それはそれで良かったかな?
娘は変身したニューパパであるとか、全く関係なく甘えてくるが、それはそれでパパは凄く嬉しいぞ、愛してるぞ娘よ!(w

で、翌日は、おれが病気になって以来、実に数年ぶりの家族みんな揃っての外出で、娘は大ハシャギ。 カミさんも「その姿なら一緒に歩いても良し」と言いながらもうれしそうでした。
ちなみに、カミさんは萌え占いでは『ツンデレ』でした(w
小物をみたり、近所に見つけたキッズパークで娘が大ハシャギしたころ、何気なくサングラスコーナーで足を止めるおれ。
実は、おれは若干弱視と言うか、太陽光に非常に弱いのです。
使い捨てとはいえコンタクトなら、サングラスでも買うかなと思い、幾つかをかけてカミさんに見せるが、微妙な反応。
まぁ、選んだのがマトリックス風のだったからなんだけど、どうやらカミさんはこの手の瞳が全て隠れるタイプはお気に召さないご様子。
そこでカミさんに選んでもらうと、今度は貴方、シェード型と言うかイエローだパープルだのカラーグラデ系で、これはおれが嫌だ!(w
良いからかけろと言うカミさんの絶対指令には逆らえず、かけてみる。カミさん超ご機嫌。
「似合う〜それにしなよ〜」
 そこで、おれは「おすぎとピーコの物真似」を披露してみせた。
「あ〜、パパが嫌だって言うのわかった気がする」
 よし! 危険は回避!(w
そこで、幾つか試してみたんだけど、おれは顔が長いのか、鼻と瞳の大きさや位置の問題なのか、いわゆる一般的なサングラスだと、上目遣い風に目がはみ出ちゃう。
そこで最終的に選んだのは、若干マトリックス風ではあるが、目を広範囲でカバーしてくれて、反射しない色が濃い目のタイプ。
「うん、色は濃いけど、これなら瞳も見えるし怖い感じしないから良いんじゃない?」
 とカミさんにも好評。
で、実は当初からサングラス購入は考えていて、壊れていたカミさんお気に入りのサングラスも持って来るように伝えていたのです。
「このサングラスも止めネジが外れちゃった見たいなんで見てくれます?」
 と店員にあくまでさりげなく伝え、そして購入するサングラスも渡す。
これでカミさんのサングラスをロハで修理作戦も成功。
カミさんも超ご機嫌(w
娘は何もせんと超ご機嫌。君は一体どこからそんなにパワーが出てくるのだ?

そんな感じで、笑劇・カミさんによる旦那改造計画ビフォーアフターは、カミさんの絶対指令を出来るだけ回避しつつ、かつ独自の目的を果たそうにも失敗したりと色々ありましたが、とりあえずの幕を閉じます。
ご清聴、ありがとうございました!(w