SynthEditでVST作成

今更なんだけども、SynthEdit本来の使い方である(?)VSTの制作を始めてみた。
切欠は、前の日記に書いた物理モデルのサンプルなんだけど、考えてみたら普通にシンセを作ってなかったんだよね。
フリーのVSTiを使って、エフェクター系を自作したりとか、色々拡張はしてたけど、それはそもそも「こういうシンセならもっと良かったのに!」と思っていたからで。
なら、作れば良いじゃん? ってことで始めてみましたが、いやこれが面白い。
複雑な事は分からないけども、ぶっちゃけ音の基本的な構造なら分かっているつもり。
ってな感じで、オシレーターからのシグナルにADSRエンベロープを結線し、フィルターに投げて、別のADSRエンベロープをフィルターにかまして、とか何とかやってたら、あ〜ら出来ちゃった。しかもちゃんと鳴るよ?(当たり前)
そこからさらに、テンポシンクのディレイ(タイム計算するの面倒)とか、ディストーション(単純に出力をn倍してクリッピング)とか、フェイザー(ディレイを使って左右に振る感じで)とか付けてみたり。
参考にしたのが、個人的に好きなIblitの3オシレーターのアナログシンセなんだけど、2オシレーターで十分っぽい。
次に、良く使う909系のリズムを纏めてモジュール化してしまおうとサンプル再生物を作ろうと思った…んだけど。
ここで欲が出て「金物はサンプルで後は自作すれば色んな音が出せるかも?」とか思っちゃって。
結果はちゃんと出来たんだけど、いや、自作して分かる過去の偉大な音源の凄さよ。
オシレーターエンベロープだけでちゃんと良い音出るし、単なるホワイトノイズもハイパスフィルターであの音になってんだなと。
温故知新、実に勉強になりました。
あと、すっげぇ嬉しいのは、好みの音が出るだけでなく、超軽いんですよ、これが。
GUI付けて、公開したくなるな〜、これは。