SynthEdit

新たに、アナログシンセのパッチングモジュール物を作ってたのだが、配線構造が悪いのか、発音時以外でも負荷がかかってしまっていた。
そこで、前のシンセをベースに拡張し始めたのだが、結果的にそれがパッチングシンセにまで発展してしまった(笑)
が、まだ問題点がある。

  1. 電圧から周波数へ変換するモジュールがリセットされてしまうこと。
  2. ノブ(スライダー)の電圧出力はリニアだが、各パラメータ効果が指数曲線。

1.は、もうこれはバグというかSLJ(http://freett.com/synthedit/)でも書かれている通りで、どうしたものか。
外部モジュールを利用するしかないのかなぁ?
2.に関しては、エディット時の感覚が掴みにくい事が問題で、SLJでその対応策があるので利用してみようと思う。
これらを改良すれば、かなり音を作りこめるシンセになるはずなのだが…。

それにしても、アナログシンセの減算式合成は面白い。
パッチング式であれば、減算だけでなく、乗算効果などもあり、音制作の幅は広がる。
FM音源制作時代後期の音作りは、単純波形のキャリアエンベロープでの味付けや、MML上のエディットだったのだが、今考えるとFM音源でアナログ型の音作りをしていたんだなぁと思う。
個人的な好みで言えば、実在楽器音系(要はサンプリング)よりも、電子楽器音のアンリアルな感じが大好き。
音を加工するのが好きなのも、多分それと同じ感覚がそうさせているのだろう。
自作シンセで作曲をするのは、案外楽しいものだ。
最も、仕事としてはあまり役にはたたないかもしれないけども(笑)