制作スタイル

作曲スタイルというのは、その環境に左右される所が大きい。
私はシーケンサーとしてテキスト音楽「サクラ」(この度Ver.UPしました)を使用し、それをBuild your own Synth » SynthEdit上に構築した各種VST(i)で再生させている。
理由は以下の通り。

別にデファクトに対してのアンチ精神ではなく、ただ良いと思えた組み合わせだったと言うだけだ。
また、Build your own Synth » SynthEditで再生したトラックをWAVファイル出力した後、KRISTAL Audio EngineVSTを利用しながらミックスダウンをする。
テキスト音楽「サクラ」を除いて、個人利用の範囲であれば、完全にフリー(この場合は無料)での環境である。
いやはや、なんと良い時代なのだろうか。

現時点での問題点は、スケッチ作成時のCPUパワー消費問題や、各トラックのWAVファイル出力に実時間×トラック数がかかること。
CPUパワーに関して言えば、一世代も二世代も前のPCなので仕方が無いことだし、マシンを新調すれば問題は解決だ。
が、ファイル出力問題は、これが「制作モチベーション」にも関わってくるくらい問題だ。
CPU内部で計算〜ファイル出力ってなら、何も再生させる必要は無いのだが、現時点でBuild your own Synth » SynthEditには、いわゆる「レンダリング機能」は無いようだ。(これであったら、胸を張って馬鹿だったと叫ぼう)
実際に再生させた出力先を、SoundOutか、WAV-Recorderに送っているだけのようで、何らかの理由でノイズや、モタリが発生すれば、それがそのまま記録される。
つまり、実時間×トラック数のみでは済まないのだ。
作業中は問題解決に時間を割くことが出来ず、渋々録り直しを繰り返しているのだが、何とか解決方法は無いだろうか?